奈緒主演「傲慢と善良」レビュー|婚活と“自分の値段”を考えさせられた

映画

奈緒さん主演!映画「傲慢と善良」を見てきた感想

先日見てきました。奈緒さんが主演だとついつい見たくなる

TOHOでの上映×主題歌がそれなりにメジャーな人×脇役も西田尚美、桜庭ななみ、宮崎美子などそれなりに豪華

こうした部分からわりとお金がかかってるんだな〜と想定された

映画は音楽と場面の切り取り方、演出などはおもしろかった

美しい白い花、花にスポットライトを当てて、関係が崩れた時には枯れた演出

全体的にトーンが暗め

見たいと思った時には気づかなかったけど、小説を映像化したものらしい

おそらく小説をギュッとした感じなので、ところどころ原作の内容知らんと、ん?と思うところはいくつかあった

内容としては、男女がくっついて突然奈緒さんの演じる役が姿を消し、連絡途絶えてたけどまた連絡をちょこちょこしつつ、最終的にまたくっつくって終わり方だったんだけど、見終わって不完全燃焼すぎるのが正直な感想

お金かかってて大衆向けだと絶対この終わり方なのだろうか

うーんうーん

小説の方はベストセラーのようで、現在もAmazon1位だったので、原作を読んでみてからまた映画についても振り返って考えてみてもいいかもなと思っている

私なりの解釈

タイトルにもある傲慢と善良

自分で決められず親に言われたまま、レールに敷かれた通り、いい子ちゃんのフリをする善良さ

一方で婚活の時の相手を品定めする、お見合いやアプリなどで会ってもピンと来ない、自分の価値を高く見積もる

選ぶ相手は自分の鏡、自分に何点つけるのかといった傲慢さ
ひとりの人間にこの2つの感情?姿?が渦巻いていることを表しているらしい

映画のおそらく肝の部分でこの、「傲慢と善良」という言葉、また「婚活は欲しいものが分かっている人が成功する」と語られる場面がある

婚活をしたことある人は胸に刺さるものがあるとして、共感度も高いとのこと。

たしかに私も相手を見てピンと来ないだとか、私じゃない誰かと幸せになってくれ、この人は私じゃないんだろうなあと感じたことはたくさんあった

それは映画の中でいう、自分の値段を高く見積もりすぎているともいえる

映画の奈緒さん演じる主人公は、優しくて好きになれたらいいけどなんかこの人とキスはできないなとか、顔はわりと好みだけど理屈っぽくて自分の痛いところをついてきて、悔しくていい気分じゃなくてだとか。

こういった理由でお見合いを断り、地元から東京にでてきて婚活アプリで、

自営業の社長で、イケメンで、優しくて、外車乗ってて、おしゃれなお店に連れてってくれる条件の良さに惹かれる

どうしても結婚したい 半ば執着 欲しい、結婚という肩書き、ステータスそれが欲しいんだ

けど嘘をついてまで手に入れようとして嘘がバレて何もかも捨てて地方の自分の誰も知らない街へ出る

そこでまたやり直そうって自分のできることを精一杯やる

そこまでの物語までは良かったし、倉悠貴くん演じる地方のわりとシュッとした子にドライブしようって誘われたりして、好かれていることに気づきはじめて。

最終的にそこを断って自営業社長に戻るわけだけど

そういう田舎、されど地方で出会った子じゃいけなかったのか。。私は疑問であった

個人的に顔の好みの部分もあれど、最後のシーンは「色々ステータスに惹かれたけど、あなたの鈍感さ、世間知らずなところ、それが優しさでもある、そういうところに惹かれた」って言うんだけど、主人公の心情がそこまで深く描かれていないので、え?そうなる?ってなるよね

恋愛していること、今の子は周りに言われないと気づかないんだって言葉で主人公はハッとさせられるよう描かれているけど、え?そこで?とも思う

おもしろかった〜〜と思うかどうかは好みによるけど、やっぱり描かれ方が浅かったり、ところどころ演出、細かいカット、音楽などに頼って、当事者2人が語る場面は多くなかったかなーと思う。

私は会話劇が好きなんだな。

感想なんだけど、解説でもあり、うまくまとまりませんが、総じて微妙だったけど、ブログに感想を綴れる時間が取れるの好きです

あとエンディングのなとりの糸電話っていう今っぽい曲も好きでした。映画と関連しているかはさておき。

+ + +

私は本気で婚活というものしてなくて、恋愛という目で見ていたからいつも品定めやいいな♪の「♪」という感情が乗るかどうかを考えてしまうし。

そもそも結婚自体、「こんな自分はできるのか」「この自分としたいと思う人がいるのか」と考えたり、自分自身そんなことできると思ってないから考えてもなかったり。

一方で、この人とずっと一緒にいたいって人に明日にでも出会ったらそれはずっと一緒にいたいイコール結婚したいになると思うし。

まだまだピンとくるかどうかで相手を見て、自分の値段は高くつけて、一方で自分に自信ないって無駄に謙虚、謙遜も持ち合わせて、

映画の通り、傲慢と善良の塊は年を取るにつれて膨れ上がっていくのかな〜と思ったりもするけど、本当に明日出会うかもしれないのも含めてどうなるかわからない。

いつか婚活について行動してみたときがきたら、またここに綴りたい。

ただこの映画を見て、「婚活に向き合う」という事柄自体に興味が湧いて、実際に結婚するってより、多くの人は結婚に何を望んでいるのかなって知りたくて。

潜入捜査と称して、見学?体験のようなものに行ってみるのもおもしろいなと思いました。一応いい年齢のようだし。

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